電力調達・需給部門

小売電気事業者である中部電力ミライズは、お客さまにお届けする電気を、グループ会社のJERA・中部電力をはじめ、他社や電力市場などから、柔軟性・経済性等を踏まえて調達しています。具体的には、お客さまにお届けするための電力量を想定し、需要に対する供給力を確実に確保するとともに、電力の卸取引(調達・販売)を活用しながら、最も経済的となる需給計画を策定しています。電気は、貯めておくことができないため、調達の相場価格(相対価格・マーケット価格水準)に対して、いかに安く、適正な量を調達するかが重要です。中部電力ミライズの営業費用のうち、電源調達費用は大きな割合を占めるため、電源調達・需給運用の最適化は、収益最大化のための重要課題となります。

主な仕事

取引管理

取引管理

需給運用・電力取引は電力システム改革における大きな制度変更が行われておりますが、経済産業省等で開催されるこうした審議会の動向に対し、実務を見据えた検討を実施します。また、筆頭部署として本部内横断業務のとりまとめ、電力取引に関するリスク管理や取引所取引の料金精算を実施します。

需給計画

需給計画

年間~2月前までの需給計画を策定しています。電気は貯めておけないため、お客さまの期先の使用量想定等に応じ、水力・火力等を適切に組み合わせた調達計画を策定しておく必要があります。お客さまに安定的かつ経済的に電気をお届けするには、関係部門の各種取り組みや大きく変化する需給運用・電力取引の制度変更を的確に反映することが重要です。

電力調達

電力調達

当社が小売販売する電気の大半はJERAなど様々な事業者と相対契約を締結し、調達しております。安定的かつ経済的な調達の実現のため、市場分析や需給構造を把握し、工夫を凝らした提案をしていくことが重要です。

需給運用センター(一部交替勤務)

需給運用センター(一部交替勤務)

時々刻々と変化する需要・発電機・市場の状況を把握し、需要と供給を一致させるため、電力の販売・調達の計画策定・実施および日本卸電力取引所(JEPX)等における取引の業務を4名体制×5班制で二交替制勤務を実施しています。
・週間~当日の販売需要想定・電力調達計画の策定を行い、電力広域的推進機関に需給計画を提出
・日本卸電力取引所を通じた電力調達・販売の取引(トレーディング)の実施
・電力取引方針の策定・電力需給および電力取引に関するシステム開発およびメンテナンス

中部電力ミライズの主な職場紹介

【事業戦略本部】
事業戦略・電源需給方針・事業計画等の策定、事業管理・分析と共に、暮らしやビジネスの中でお客さまのお役に立つサービスの開発・提供、ガス販売に関する事業全般(ガス導管やタンクローリーを利用したガス販売など)を行います。

【法人営業本部】
ビジネス向けのお客さま専任担当者として、脱炭素社会の実現や生産性向上といった、真のニーズ発掘と共に、エネルギーソリューションを組み合わせてサービス提供を展開しています。

【リビング・ビジネス営業本部】
ご家庭向け~中小企業のお客さまに向け、エネルギー販売に留まらず様々な協業先と連携して、お客さまの暮らしを豊かにするサービスを提供しています。

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