主な仕事
設備形成業務(事業場)
お客さま等からの申込・要望に基づき、工事内容を検討し、設計図面を作成します。そのほか、建柱等に伴って地権者や行政と交渉する用地業務や、工事会社への工事発注・施工管理を行う工事業務などがあります。
また、災害の激甚化に伴い、レジリエンスの観点から高まっている無電柱化ニーズへの対応として、無電柱化設備の整備を推進しています。
設備管理・系統運用業務(事業場)
停電工事等に伴う配電線路の切替操作の検討や指令を行うほか、停電などの事故が発生した際には指令塔として現場に指示を送ります。そのほか、停電の未然防止や公衆保安確保を目的に巡視・点検・改修管理を行う設備管理業務、配電用変電所の巡視・点検や施工管理等を行う配変保全業務などがあります。
また、大量の高経年設備への対応策として、アセットマネジメントシステムを活用することによる地域や環境を考慮した設備ごとのリスク評価・更新時期の見極めを行い、設備更新計画の標準化に取り組んでいます。
技術サービス・設備点検/工事(事業場)
お客さま申し込みに基づく停電や漏電の調査・復旧や配電設備の巡視・点検、配電線故障等の事故時における探査・仮復旧、電力品質測定等、現場での作業を主体とした業務を行っています。
近年では、スマートメーターの導入に伴い、遠隔による電気の利用状況の監視や、通電・遮断操作が可能となり、現場出向業務が効率化されています。
次世代グリッド化に向けた検討(本社)
次世代スマートメーターなどのICT、Iotを活用して配電系統を監視・制御し、電力品質の維持・向上と公衆保安の確保の実現に向けた検討を行っています。具体的には、配電自動化システムやスマートメーター制御管理システム、高低圧ロードカーブ管理システム(LCS)、配電線路電圧管理システム(GCS)の構築・改良などに取り組んでいます。
工法・用品開発(本社)
コストダウン及びレジリエンス向上を目的に、一般送配電事業者10社間で各種用品の仕様統一に関する検討を行っています。
また、配電業務の効率化を目的とした元位置建替工法や伐採支援車両の導入、安全確保を目的とした間接活線工法の導入などの検討を行っています。